ドイツ人&日本人

初ブログ!テーマは、「ドイツ人と日本人」である。
なにそれ??って思うかもしれないが、これは私のブログ(兼日記)のおける永遠の課題とも言える重要なテーマなのである。

なぜなら、旦那がドイツ人だからだ。

そう、じゃーまんさん(仮称)との話題は絶対避けられないので、先に書いておこうと思った。自己紹介とか色々すっ飛ばしているが、このじゃーまんさんは仕事の時以外はだいたい横にいる。

じゃーまんさんは、ドイツのすっごい北のほう日本で言えば北海道のようなところ出身で、素朴な少年のような心をもったアラサーである。典型的なドイツ人像からかけ離れた適当さと底抜けに明るいキャラを持った我が家の癒しキャラ。(ただし、身長190cm)

わたし•ザ•じゃぱんは、川崎という修羅の国出身である。新年早々風邪をひき、悲願のブログ開始がさっそく遅れたが、、、無事に開始!

記念すべきブログ1回目☺️🎶
前置きは長くなったが、今回テーマ「ドイツ人と日本人」である。

これまでの個人的経験からだが、、、ドイツ人と日本人って似てるよね?って言われることがある。確かに似てるかも•••とも思うけど、やっぱり違うかな•••とも思ってしまう。そういうわけなので、具体的な事例で考えてみることにした。



事例1: 待ち合わせ時間

実はヨーロッパで学生生活も社会人生活も送っているので、この「待ち合わせ時間」というのはかなりお国柄が出ると皆様に言っておきたい。

例えば、友人と明日10時に駅で待ち合わせね~と週末ショッピングの約束をしたとする。

これが日本人なら、5分前には着いていることが多い気がする。(※一部除く)

ドイツ人は、きっかり10時。(その体内時計はどこにあるんだ??)

フランスやイタリア等々のラテン系のお国の方たちは••• ランチを過ぎる頃まではあまり期待せずに待つ精神が必要となる。

そういう意味では、日本人とドイツ人は時間守るし似ているのかも!?っと思う。一方で、私のもてるドイツ知識からすると、この到着時間までに起こる出来事等を加味するとドイツ人と日本人は違うのだ。

日本人は、前日の寝る前には、明日10時に駅か~駅まで徒歩10分、準備に50分くらいかかるし、明日は9時には起きないとなーみたいになると思う。(※一部除く)

ドイツ人は、前日の寝る前、明日の待ち合わせは10時か、ヨシッ!!→zzZzzZzZzZzZz→うぅう、、、ん????9:50、、、お。ぉ。おぉぉぉぉおお~→10:00 皆、オハヨーみたい感じなのだ。

極端な例だったかもしれないが、なんとなくそういう人が多い気がする••••私の周りだけだったのかな。とりあえず、この点については、もう少し研究が必要そうだ。



事例2: 勤勉さ

ザ•真面目。それが我が日本人たちの象徴。
努力を惜しまない、その勤勉な国民性は、「過労死(Karoshi)」として有名である。

一方で、、、ドイツも勤勉さでは負けない。
超真面目ですよ•••• もらった仕事は、絶対に終わらせる。でも、まるっとな!!!←こ•れ•が我らが日本人と彼らの最大の差である。

日本人もドイツ人も仕事をよくするし、ちゃんと終わらせてくれる。でも、日本人って1~10まできちんとしたい種族じゃないですか。でも、ドイツは違う。ん~これ、こうしたら早く終わるよね、じゃ、これでさくっとやっちゃおう。サクッ!って感じなのだ。効率性でいえばドイツに軍配が上がり、細かいクオリティーでいえば日本に軍配があがるような気がする。勤勉さでいうと•••両方と勤勉ではあるよね。



事例3: ルール

日本人は、ルールを守る。
これはよく言われることだが、日本以外で生活した経験から言いたい。日本人は、ルールは別に守らない。多数の人が言うことを守っているだけだと思う。

さっき出てきた炎上しそうなワード「過労死」も、日本人の多くがしているであろう残業の結果である•••日本の労働基準法憲法でそんなことが認められているのだろうか?サービス残業ともなれば、言わずもがなである。

一方で、ドイツ人たち。ルールは守る。
ただし、決まっていれば。そのため、なんでもきっちりかっちり決まっている。

一緒に仕事してている同僚から「業務は私の担当範囲外よ!」と言われることも、近所のドラッグストアで「あと10分で閉店するからレジへ急いで。閉めるわよ」と脅されることもある。でも、それで焦ってはいけない。普通なことなのである。そう、それはルールがきちんと決まっているから。そのルールは、色々な背景や考え方を持った人々が集まってできているドイツという国の努力の賜物である。その点において、ドイツはすごく細かい。小さなことでも、きっちりかっちり決めている。でも、そのおかげで個人が尊重されつつ、同じ空間で気持ちよく過ごしていけるようになっている。

ルールは、両国で全然違っていると思った。



事例4: 意見

白黒はっきりしているドイツに対して、日本の曖昧である。

曖昧さは、すごくいいときがある。

今日忙しかった~って言うと、ダーリンが肩を揉んでくれる••••(うらやま。。。)

風邪引いちゃった~って言うと、ダーリンがお粥を作ってくれる••••(最高だな。。。あと、3日くらい寝込んでやろう。。。)

これが、我が家のダーリン•じゃーまんさんになると。

今日忙しかった~って言うと、私のダーリンは「今日は一日何があったの?ねぇ、どうして忙しかったの?なんで疲れたの??」と質問攻めに合う。

風邪引いちゃった~って言うと、ダーリンは「ごはん食べる?はい、ピザだよ!!」みたいな感じである。

もう悲しくなるから、このくらいにしておくが、日本人は行間や空気を読むことにすごく優れていると思う。だから、曖昧さがあっても、そんなにガンガンいかなくても、生活はうまーく進むのである。

一方で、ことビジネスになると違う。曖昧さが問題のトリガーをひくのである。私はたまに会議の通訳をさせていただくことがあるのだが、「それは難しいです」と日本人ビジネスマンがよく言うのを耳にする。それは私は「それは出来ません」ストレートに訳した。そうしたら、日本語が少し分かる外国人の同僚に会議後に聞かれた、「なんで、できないって訳したの?意味がちがくないか」って。日本七不思議にいいれてもいいくらい意味不明だが、難しいこと=出来ないことなんだよと教えた。一方で、別の会議のときではあるが、件の日本人ビジネスマンが英語で「It's difficult.」と言った。そのときは、カウンターパートのドイツ人が「難しいけど、やれば出来るの?」って質問してきた。日本人ビジネスマンは同じフレーズをリピート。カオス。。。とはいえ、そのときは、私も通訳ではなくプロジェクトメンバーで参加していたので、出来ないという意味であることをお伝えした。

言語のせい(おかげ?)かもしれないけれど、日本人たちは曖昧さをふんだんに使って日々を過ごしている。一方、ドイツ人たちははっきりと述べることで誤解をうまない生活様式を確立している。そういう意味で、意見することはドイツでは悪いことではない。会議だって、新入~重役まで参加者は皆意見をいう。そういうところは、日本人とドイツ人は違う。


事例もいっぱい書いてみたけれど、ドイツ人と日本人は似ているようで似ていない気がする。なので、今回は答えは「分からない」!!私はじゃぱにーずだから、曖昧な答えでいいのだ⭐

そして、「風邪で食欲ないから、ピザは食べれないよ。」っていう返しができるまで、あと何年••••なんだかんだピザおいしかったけどね!


※私のようにズボラなタイプの日本人は、当てはまらない可能性が高いので除きます。