ドイツの緊急事態宣言 - sushiprincessのブログ

じゃーまんさんの母国「ドイツ連邦共和国」でも緊急事態宣言が出ている。

宣言したのは、アンゲラ•メルケル首相！

2005年からドイツを率いている。

じゃあ、どんな規制がされているのか？

それは、連邦制なので、州ごとに違うのだ。

日本にいると、あまりイメージが分からないかもしれないけれど、47都道府県が47の違う国だけど、その国の垣根を越えて1つの主権のもとに集まっているのだ。

だから、連邦レベルで決められることと、州レベルで決められることがある。

今回も緊急事態宣言は連邦政府によって採択された。

でも、外出規制等の具体的な内容は州政府に任されているのである。

じゃーまんさんの故郷であるシュレースヴィヒ•ホルシュタイン州と、

ワタシが住んでいたバイエルン州、ノルトラインウェストファーレン州、ヘッセン州。

連邦レベルで決まっていることは守りながら、州レベルで決めるじこうについてはそれぞれ異なった対応を取っている。

まず、連邦レベル。

制限は、買い物などの必要な外出を認めている。

主な制限は以下のとおり。

（１）同居家族以外との接触を最小限にし、接触時は最低１・５メートルの距離をとること

（２）宅配や持ち帰り品の販売を除く飲食店を閉鎖（３）接触を避けられないサービス業禁止

また、今回の措置はドイツの憲法に当たる基本法が定める緊急事態ではなく感染症保護法に基づく措置とされている。国と実施主体の各州・ベルリン等の特別市が一律の指針に合意し、３月２２日に始まった。

そして、州レベル。

対応が分かれているのが、外出禁止措置。

私が住んでいたバイエルン州など一部州は独自に導入している。

また、接触制限の議論も進んでいる。

接触制限に関してはドイツは慎重だ。歴史上、接触制限があった独裁体制•旧東ドイツの歴史があるからだ。移動の自由の大切さを知っているドイツならではなんだけども、この点については今まさに危機的な状況を迎え議論されている。ちなみに、メルケル首相は旧東ドイツ出身である。

本日、緊急事態宣言が出される予定されるらしい。

その内容は一体どんなものになるのか？

罰則なし、強制力なしと言われているのが少し気になる。。。とりあえず、出さないよりは出してあった方が危機感があって良いのかもしれない。

感染者が増えるスピードをおさえないと、医療設備や危機が足りなくなるので、ワクチンが開発される or 世界人口の8割くらいが抗体を持つまで時間を稼ぐフェーズに入っているらしい。

日本も医療崩壊を起こさないということが声高に叫ばれているけれど、具体的に何をすべきか、何をしたらどのくらい効果が出るのか、、、を説明されたら、みんなも納得して協力的になってくれるような気がする。

ストレスがたまってしまう生活だけれど••••しばらくガマン。

みなさん、気をつけて！